水泳で猫背が改善される!?子供の姿勢が気になる方に水泳はおすすめ!
★この記事をざっくり要約すると!
- スマホの影響で猫背は深刻化
- 猫背の原因は、筋力不足
- 水泳は、「肩甲骨・腹筋・背筋」をバランスよく鍛えられる
「子供の猫背が気になっているけど、改善策がなかなか思い浮かばない…」
そんな親御様には必見です!
少しでも、自然に猫背を矯正させたいと考えているのであれば、水泳は有効な手段です。
本記事では、水泳と猫背解消の関係を詳しくご紹介していきます。
1.子供の猫背の原因とは
猫背になってしまう原因は多くあります。
昨今では、スマホの低年齢化などの影響により、猫背になってしまう子供は増えています。もちろんスマホだけが原因ではありません。
まずは、子供が猫背になってしまう原因をみていきましょう。
①.スマートフォンやゲームの影響
こちらは、社会問題にもなりつつあります。最近では、小学生でもスマートフォンを持つ時代です。
スマホやゲームをするときの姿勢は、画面に集中してしまい、首が曲がり(スマホ首)、背中も丸くなります。
そして、その姿勢のまま長時間いると、その姿勢のまま固定されてしまいます。成長期の子供にとって猫背はデメリットばかりです。
背が伸びにくくなったり、猫背のまま成長してしまうと大人になって猫背の矯正が困難になったりしてしまいます。
スマホやゲームをさせる時は、時間決め、姿勢が悪くなっていないかこまめに注意しましょう。
②.筋力低下の影響
こちらも、スマホやゲームによる影響が多いです。子供が外で遊ぶ機会が減り、インドア派が増えてきています。
そうなると、お家でばかり遊んでいることにより、筋力が低下して猫背になりやすくなります。
また、猫背は背筋と腹筋が大きく関与しているため、そもそも使わなければ、猫背の進行を進める一方になります。
しかし、異常気象や公園の数の減少などによる、外的要因も深刻化しているので、外で遊ばせることが難しくなっているのも事実です。
③.就寝時の影響
就寝時にも猫背になる原因があります。就寝時による猫背の原因は大きく二つあります。
一つ目は、布団の硬さです。もし、柔らかい布団を使っているのであれば、猫背の原因になってしまいます。なぜならば、柔らかい布団は背中が沈んでしまい、そのまま長時間姿勢がキープされるため、必然的に背中が丸まってしまいます。
二つ目は、寝る身体の向きにあります。横向きに寝てしまうと、背中が丸まり、肩が前にでてしまいます。その姿勢のまま長時間姿勢がキープされるため、背中が丸まってしまいます、また、肩が前にでることで、肩甲骨が開いてしまい、肩の周りの動きが悪くなります。
2.水泳が猫背解消に有効な理由
さて、子供が猫背になってしまう原因はおわかりいただけましたでしょうか。
それでは、本題の水泳をすることによって猫背を解消できる理由を詳しくみていきましょう。
①.背筋や腹筋のバランスがよくなる
先程、猫背になる原因の一つとして、筋力低下(主に背筋や腹筋の低下)が関係していると説明しました。
水泳は、水の中のスポーツなため、水面に平行に浮きながらバランスを保つ必要があります。水面に平行になるためには、背筋と腹筋でバランスを取る必要があります。
つまり、必然的に背筋と腹筋を使う必要があるので、背筋と腹筋の筋力がアップし猫背解消につながります。
そして、子供が外で遊ぶ機会が減っているのは、異常気象などの外敵要因も関係してきているとお伝えしました。
特に水泳は、外的要因に左右されることがないので、安心して習わせることができるのもメリットの一つでしよう。
②.肩甲骨周りの開きを解消できる
また、就寝時の影響で、肩甲骨が開いてしまうのが、猫背の原因になると説明しました。水泳は、肩甲骨を使うスポーツです。肩甲骨を縮めたり開いたりする動きをすることにより、可動域が広がります。
そうすることで、開いてしまっている肩甲骨や、動きが悪くなっている肩を解消することができます。
3.身体の芯から猫背を解消させましょう!
いかがでしたでしょうか。
昨今は、環境の変化により、子供の猫背問題が深刻化しています。
もちろん、水泳をやっていれば、猫背が完全に解消されるというわけではありません。スマホやゲームのやらせすぎや、就寝時の姿勢なども同時に改善していく必要があります。