第四弾【さまざまなスポーツに水泳は好影響シリーズ】バスケに水泳がもたらす好影響とは!?
このシリーズは、Physical Basic Concept(以下PBC)様とのタイアップ記事となります!水泳がさまざまなスポーツに好影響を及ぼす可能性が高いことを紹介していきます!(全5回)
第四回は、PBCに所属する理学療法士の齋藤 洋介さん**(以下齋藤さん)に、バスケと水泳の関係性を伺ってきました!
斎藤さんは、日本水泳トレーナー会議会員の肩書を持ち、理学療法士、ライフセービング協会公認BLSの資格も所有しています。また、現在ジュニアバスケチームのトレーナーも務めています。
齋藤さんについて詳しくはFacebookページをご覧ください!
https://www.facebook.com/profile.php?id=100014494339419&sk=about
そもそも、バスケと水泳の共通する部分とは
編集部 さっそくですが、バスケと水泳の共通する部分って何かありますか?
齋藤さん はい。バスケのジャンプと水泳のターン動作は共通する点が多いですね。具体的には大きく2点ポイントがあり、水泳がどのような局面で好影響を及ぼすか説明していきます。
編集部 はい!よろしくお願いします!
バスケに水泳がもたらす好影響とは
齋藤さん 1点目は、バスケでシュートをする際のジャンプで、より正確に高くジャンプをする必要がありますが、試合中は無意識の内に、膝関節を重視してジャンプしてしまうケースが多くなります。そうなると、後方重心となり、膝に負担が大きくかかってしまい、怪我をしやすくなります。
そこに対して、水泳のターンの動作は、自然と体幹から下肢にかけて連動しながら壁を蹴ることになるので、膝に負担をかけないジャンプ動作につながりやすくなります!
2点目は、バスケのリバウンドジャンプの際に、両手を頭より高く上げた状態でジャンプから着地まで行いますよね。着地に備える際に、股関節を曲げながら体幹を使って着地をしないと、怪我をしやすくなります。
それに対して、水泳のターンの動作は、自然と体幹から下肢にかけて連動しながら壁を蹴ることになるので、股関節を曲げながら体幹を使う癖がつきます。
編集部 なるほどですね!ありがとうございます!他にメリットはありますか?
齋藤さん はい。バスケでは、ボールをパスを出す際などに、体を回旋させる動作をよく使いますが、この際に体幹が安定していないとフラフラしてしまい、的確なパスを出すことができなくなります。
それに対して、水泳は全身運動であり、水の中という不安定な環境でバランスを取りながら泳ぐことで、体幹を安定させながら手や足を動かす癖をつけることができます。
編集部 なるほどですね!ありがとうございます!最後にデメリットもあれば教えてください!
齋藤さん 関節組織が柔らかくなりやすくなることがもたらす影響だと思います。例えば、扁平足になりやすくなり、捻挫の原因になったりします。実はバスケの怪我で一番多いのが捻挫なので、そこはデメリットになる可能性がありますね。
編集部 なるほどですね!やはりデメリットもあるんですね!
齋藤さん はい。そうなんです。ただ、基本的にバスケでハイパフォーマンスを出せるようにしたり、怪我をせずに長く続けたいのであれば、水泳が非常に好影響を与える可能性が高いんです!
編集部 齋藤さん、ありがとうございました。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回お話いただいた内容の要点を2つにまとめました。
1、バスケのジャンプ動作と水泳のターン動作は共通点が多い。
2、バスケのパスを出す動作にも水泳が好影響を与える。
ぜひ、この機会に、お近くのスイミングスクールの体験・見学に行ってみましょう!
p.s.
「スイミング情報ネット」では
各専門家様とさまざまな角度から水泳の魅力をお届けする、
「専門家タイアップ」コンテンツを配信しております。
水泳の魅力を伝えたい専門家様、お気軽にご相談ください!